即効性を期待できるプラセンタ注射と点滴

プラセンタを経口摂取によりサプリメントで摂取する場合、費用が安いというメリットがありますが、即効性を得たい場合には注射や点滴で摂取する方法もあります。

この注射と点滴の違いについてですが、プラセンタ注射の場合は比較的短時間で済む一方、点滴の場合はある程度の時間がかかるものの、ビタミンなど他の栄養素と合わせて摂取できるメリットがあります。このプラセンタ注射や点滴は美容形成外科などで利用することができ、医療用の医薬品として日本でも承認されておりますので、その安全性については確認されております。

けれども、現状、プラセンタ注射や点滴を受けた人は献血ができない状況となっているので注意が必要です。

安全性が確認されているのにも関わらず、献血ができないというのは矛盾しているようにも感じられますが、「変異型クロイツフェルトヤコブ病」の伝播のリスクに関して、理論上の可能性が否定できないという理由によるものです。
この変異型クロイツフェルトヤコブ病については、献血の際に血液から検査する方法が未だ確立されていないため、念のための予防的措置として献血制限がかけられています。

【参照:】厚生労働省:ヒト胎盤エキス(プラセンタ)注射剤使用者の献血制限について

ただ、注射の際に使用されるプラセンタ製剤は製造される段階で滅菌されていますし、これまでの数十年間のプラセンタ療法の経歴のなかで、感染症などの報告は一度もない状態ですので、あくまで理論上の可能性を否定できないというのが献血できない理由となっています。

いずれにしても、プラセンタ注射や点滴の場合のみが対象であって、サプリメントや美容ドリンクなどの健康食品による摂取は対象ではありません。

~ 薬剤の種類と費用の相場 ~

このプラセンタ注射に使用される製剤は、主に「メルスモン」や「ラエンネック」になります。
注射薬剤の入った小瓶はアンプルと呼ばれていますが、1アンプル400円〜2,000円程度が相場です。
更年期障害などの保険対象の場合は、1回数アンプルを使用して1,500円〜5,000円程度、クリニックなどでの保険の効かない美容目的の場合は、だいたい10,000円程度の料金が一般的です。

一方、注射ではなく点滴の場合、ビタミン点滴などとの組み合わせのケースも多いですが、クリニックの施術内容により違いがあります。概ね、数千円~10,000円程度のケースが多いですが、お住まいの地域のクリニックにてご確認されてみることをおすすめします。

ですので、サプリメントによる摂取と比較すると、プラセンタ注射や点滴の方が高くつくことになるわけですが、即効性はあると考えてもよいでしょう。ただ、効果の持続性については数週間から数ヶ月程度で元に戻ってしまうので、注射や点滴をするまでの間隔が空く場合は、日常的にサプリメントも合わせて摂取されることをおすすめします。